■「古典的ハリウッド映画」の音楽に関する先行研究のレビュー
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【論文ほか】
- -修士論文抜粋-「古典的ハリウッド映画」の音楽に関する先行研究のレビュー (2015-08公開)
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この論文に基づいて、2013年度に私は「講義『物語映像において音楽には何が出来るのか』」の内容をまとめた。この論文の全体は極めて稚拙であり汗顔の至りだが、一方執筆した2012年時点において、第2章の映画音楽研究の先行研究のレビューにみる内容は、邦文資料としては稀少なはずであり、該当分野における問題意識を共有する方々においては多少でも資料的価値を看取頂けるものと考え公開した。
なお、2010年からの2年間、現職教員として在籍した東京学芸大学大学院修士課程は優れた研究環境であったことをここに申し添えたい。当時温かい指導をうけながら、まさに〈本人自身のための研究〉を落ち着いて行えたこと、また映画批評・アメリカ文化研究の畑中佳樹先生をはじめ、利他的で教育活動に真摯な学芸大教員の方々の薫陶をうけ自らの教育活動をも再考する機会に恵まれたことに対して、あらためて感謝申し上げたい。
石井拓洋 ishii05042(a)venus.joshibi.jp