(※ 注意: この授業は2001年に実施したもの)
インターネット上で、音楽配信を行うための手段としては、以下2種類ある。 ▼ダウンロードによる配信 ( mp3ファイル など ) ▼ストリーミング配信 ( RealAudio, WindowsMedia, など ) 「ダウンロードによる配信」とは、ファイルを一旦ダウンロードさせる配信法である。 この場合、クリアな音質で配信することが出来る。 しかし聞き手側のストレスは大きいものとなってしまう。 つまり、ダウンロードの為の時間が掛かる訳であり、 実際、mp3ファイルの5分の曲を聞けるまでに、30分以上の時間が必要となったりする。 そうなると残念ながら「それなら、、今度でいいや、、」というのが聞き手の本音かもしれない。 一方の「ストリーミング配信」とは、多少音質を犠牲にして、"ダウンロード待ちのストレス"を 軽減させたものである。実際クリックすると10秒程度で音声が鳴り始めてくれる。 この配信法では、ファイルのダウンロードが終了する前から再生が開始する。 つまり、「ダウンロードしながら、再生させてしまう」というわけだ。 再生しながらも、次ぎに再生すべきデータをダウンロードしており、その様子はまさに、 資金の借り入れと返済を繰り返しながら、かろうじて倒産を免れ操業を継続する「自転車操業」のようなものだ。 実際には、「ストリーミング配信」と「ダウンロードによる配信」の2つを用いて、音楽配信するのが効果的だろう。 尚、「ストリーミング配信」としての有名なものとしては、「RealAudio」や「WindowsMedia」など、幾つかあるが、 聞き手側はそれぞれ専用の再生プレイヤーが必要になることから、ここではマニアックな道に走らず、 より普及率の高い規格を選択することが望ましい。 |
●RealAudioのストリーミング配信の為に、必要なファイルは
▼RealAudioファイルにエンコードしたファイル ( .rmファイル )の作り方
▼ストリーミング配信させる為の参照ファイル ( .ramファイル )の作り方
▼Webページの為の、HTMLファイル の作り方
●各自のMOの中の、recフォルダーとその中身を確認して下さい。
●recフォルダーを確認したら、recフォルダー丸ごと、 それを芸大wwwサーバへアップロードしましょう。 ●ブラウザで、sound.htmlにアクセスして、ストリーミングされるか確認しましょう。 http://www.geidai.ac.jp/~自分のID/rec/sound.html 上記のように、ブラウザのURL欄に入力し、 sound.htmlを表示させ、ストリーミング音楽配信実験が成功するかどうか、 確かめてください。 ●各自のWebページのトップページと、sound.htmlを相互にリンクさせましょう。 後期のはじめの授業で、リンクの作成の仕方を勉強しましたが、 その要領で、自分のホームページのトップページ ( index.html )と 今回のRealAudioのページ ( sound.html )とを、相互にリンクさせましょう。 ※このリンクの指導は授業では行いません。各自やっておいて下さい。 ※画像のページへリンクを貼ったのと同じ要領です。 ※リンク作成時は、sound.htmlがrecフォルダー内にあることに注意してください。 |