(※ 注意: この授業は2001年に実施したもの)
SMFは、異なるシーケンスソフト/単体シーケンサー間で、MIDIファイルの互換性を実現するための ファイルフォーマットのことで、現在発売されているシーケンサーのほとんどが、このSMFに対応している。 つまり、例えばPerformerでMIDIファイルを作成しSMF形式で保存さえすれば、Logic等、他のシーケンスソフト でそのファイルを開くことができる。又、Windows-Macintosh間でもやり取りが可能となる。 SMF形式には使用目的に応じて3種類のフォーマットが用意されているが、 通常はformat 1を使用するとよい。format 2は使用されることはあまりない。
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( 今回の場合は、1曲のみをCDに収めるためあまり必要性を感じないが) 通常、1枚のCDには複数の曲が収められているものだ。その時、曲ごとに音量(あるいは音圧感)が 異なってしまうと、聞く側に対し一曲ごとにボリューム調整を強いることになり、作品としての価値も 下がってしまう。そこでCDに最終的に収める前に、既に2ch.ステレオにMixDownされた音に対し、 コンプレッサーやリミッターのようなエフェクターをかけ、音量の調整やCD全体のレベルを統一させる 作業がおこなわれる。更にMixDown時に調整しきれなかったEQでの音響補正や、曲間の時間の設定、 Fade in - Fade outの設定などを行い、マスター(グラスマスター)が作成される。 このような、グラスマスター作成直前での作業を「マスタリング」という。 現状では「いかに高い音圧でCDを作成するか」という、音圧競争がマスタリングの現場で 繰り広げられている。 |