●どのような演習をするのか
・課題にそってループ主体の曲を作る
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・各種MIDIメッセージのデータを打ち込む
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(前期作品として制作途中のものをフロッピーにて提出)
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・音をハードディスクレコーディングし音をパソコンに取り込む
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・MIDIファイルとともに、音をCD-RでCDメディアに焼く
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・CD Extra※の形態で年度末に提出。
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※CD Extra
音楽用CDとデータCD-ROMの混在型のCDフォーマット。通常の音楽用CD (CD-DA)の中に、CD-ROMと同様のパソコン用
データをも納めたCDのフォーマットのこと。
具体的には、トラックアットワンスで
同一CDメディアに複数回セッション追記を行い、1セッション目にオーディオデータ
を、2セッション目にデータファイルを書き込むもの。
オーディオCDプレーヤー
は、マルチセッション(複数セッションで書き込まれたCDフォーマット)に対応していないので、
1セッション目の音楽部分だけを再生し、2セッション目のデータ部は無視する。
CD-Rにおいて、「セッション」とは、一回の書き込みの開始から終了までの事を指す。
●評価する点
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とりあえず、提出があれば、それだけで評価する。
その上で、基本的に打ち込まれているMIDIデータの質で評価する。
つまり、ノートオンメッセージ以外の種類のMIDIデータが打ち込まれていると
ポイントは高くなる。(下を参照)
ただし、MIDIデータの作り具合が同じレベルの場合、
美校生と音校生で基準を分けた上で、
音楽的な美しさで評価することもある。
プラスポイントは?
- データの一番はじめに、GSリセットかSC88proのシステムモードセットなどのシステムエクスクルーシブデータ
が打ち込まれている作品。
- 1小節目にプログラムチェンジが打ち込まれている作品。
- 2小節目から曲本体(音の部分)が開始されている作品
- コントロールチェンジが打ち込まれている作品。
- システムエクスクルーシブデータが打ち込まれている作品。
- SC88proのエフェクターを使用している作品。
- RPN,NRPNが打ち込まれている作品はかなりポイントUP。
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●全授業終了時には、最低限このようになりたい。
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音色の指定が出来るようになる。(プログラムチェンジの使用)
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コントロールチェンジが使用できるようになる。
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イベントリストウィンドウ※での制作に慣れる。
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「GM規格」、「GS規格」、「スタンダードMIDIファイル」をなんとなくでも理解している。
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※イベントリストウィンドウ
シーケンスソフトの「Performer」は
イベントリストウィンドウでの操作性が良い。
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